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腰椎椎間板ヘルニア

腰が前に曲がりにくい。腰や背中が極度に凝る。腰を曲げると、太ももやふくらはぎにしびれるような痛みが走る。歩行困難になる。貧尿や便秘がちになる。このような症状がある場合、腰椎椎間板ヘルニアが疑われます。

腰椎椎間板ヘルニアは、日本においては、約1%の罹患者がいると言われています。手術人口は10万人あたり46人。男女比でみると、男性の方が女性より2〜3倍多いようです。

腰は縦から来る圧力には比較的強いのですが、曲げやひねりには弱く、労働上の災害で、腰椎椎間板ヘルニアは高い頻度で発生しています。また、近年では、腰椎椎間板ヘルニアの遺伝的要因の関与が報告されていて、特に若年層のヘルニアに多いようです。

椎間板は、背骨を構成する24個の骨の間を埋める軟骨を指しますが、腰骨の椎間板が飛び出した状態が、腰椎椎間板ヘルニアです。そして、飛び出した先に神経があれば、これを圧迫することで、激痛やしびれが発生します。

腰椎椎間板ヘルニアの予防には、適度な腹筋や背筋運動で同部の筋肉を鍛えることが大切です。骨はこれを取り巻く筋肉の強度の高低によって、負荷のかかる程度が異なってきます。腰椎を保護するためには、これを取り巻く腹筋及び背筋を適度に鍛えておくことが必要となってくるのです。

腰は人の身体的動きの中核部であり、上半身と下半身を支えている支持棒でもあります。この支持棒が杖に変わらないようにしたいものです。


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Posted by yuge3 at 10:12